都会へ移住するパターンを考える
こんにちは、スミオです。
当サイトでは、これから移住について本格的に検討していきたい人向けに、漠然とした悩みから移住完了までの道のりをご案内しています。
移住と聞くと、何となく地方移住を連想しがちです。当ブログでも地方移住をメインコンテンツとして取り上げています。
ですが田舎に行くことだけが移住ではありません。むしろ都会に行くこともまた移住の一つになります。
そこで本日は、都会へ移住するパターンについてメリットデメリット含めて解説していこうと思います。
この記事を読むことであなたは移住の失敗の一つを回避することができるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。
都会へ移住することのメリット
都会といっても言葉の範囲が広いので東京を想定して書いていきます。
あなたが東京へ移住する必要があるのはどのようなときでしょうか。仕事・進学・社会勉強など、色々あると思います。それらも含めてスミオが思いつくパターンを書き出してみました。
- 都内で進学
- 都内で就職
- とりあえずフリーター
- 田舎では得られない経験を得るための社会勉強
- 子どもを有名私立校に進学させるため
- “東京”のネームバリューに対するあこがれ
- 人が多いところが好き など
スミオは高校卒業まで田舎で暮らしていました。田舎ゆえに選択肢が少ないため、高校のときの卒業生の三分の一は東京に移住するような状態でした。なかには中学卒業と当時に親元を離れ、東京の高校に進学する子もいるほどです。
スミオが中学~高校くらいの年代はまだスマホはiPhone3Gが日本に上陸したころのなので、当然のスマホが普及していなかった時代です。今は4G回線が当たり前に接続できる時代なのでリモートワークも出来るし、オンライン予備校で有名講師の講義も聞けますから、スミオの青春時代と比べれば地理的な有利不利はいくらか解消されたようにも思えます。
とはいえインターネットが身近になった現在でも東京に移住するメリットは多数あります。それを以下のように書き出してみました。
- 各業界の求人数が圧倒的にある
- 有名校も東京に多い
- 人が多く色々な人脈形成可能
- 交通インフラが整っているため車がいらない など
まず東京は求人数が多いです。しかも各業界の求人が揃っており、その分だけ選択肢があります。これが田舎だとどうなるでしょうか。例えばWEB業界の求人は田舎にはほぼ存在しなかったりしますが、東京だとWEB業界の求人が山のように求人が出てきます。
仕事でいえば、名だたる名門企業の本社は東京に構えていることが多いです。有名企業の本社勤務を目指すのであれば東京移住も視野に入ってくるでしょう。
また国立私立問わず、有名校も東京に多いです。せっかく頑張って受験するなら有名校に入りたいと思うのが自然なので、その場合は東京への進学も検討することになります。
そして上記の要素を含めて東京には全国から人が集まりますので、必然的にあらゆるバックグラウンドを持つ人との交流が生まれ、人脈形成に繋がってくるでしょう。田舎だとどうしても人の出入りが少ないので人脈も硬直化しがちです。東京に出ることで新たな出会いをもたらすことは大いに期待できます。
東京へ移住することのデメリット
前段では、東京へ移住することのメリットを書きました。しかし何事もデメリットは存在するものなので、以下東京へ移住することのデメリットを挙げていきます。
- 家賃が高い
- 人との距離が近くて疲れやすい
- 台風や停電が起こったら無力化される
まず東京は家賃が高いです。一人暮らしで都心に住むことになるとワンルームマンションでも月10万円ちかくの家賃を払わなければ住めません。
都心から遠くなればなるほど家賃相場は下落していきますが、その分電車に乗っている時間が長くなります。通勤の行き帰りが毎日満員電車に揺られることになるストレスは心身ともに負担になります。
その点、田舎であれば車通勤で社内のプライベート空間を確保しながら移動できるので、満員電車と比べれば快適と言えるでしょう。
また、電車もそうですが東京では何においても人との距離が近いです。エレベーターも人がいっぱいですし、レジでは行列に並ばなくてはいけません。田舎と比べて東京のお店は面積が狭い分、人がひしめき合っているのですれ違いも一苦労です。さらには空いている飲食店を見つける方が困難なのですぐに食事を取りたいときは苦労します。
東京だとこれが毎日繰り返されます。田舎はこれの裏返しになりますので、人が少ないことのメリットを享受しやすいと言えます。
さらにいうと東京は台風や停電が起こると人の動きが強制的に止められてしまうので、帰宅難民が発生しやすいです。よくニュースで、都内の電車が運休になると駅に人がごった返している光景が放送されます。帰宅できずにいる人はみんなイライラしています。スミオの友人は東京都内で駅員をやっていますが「電車が止まると5秒に一回は怒られる」と嘆いていました。そういった意味でも都心から近いところ、欲をいえば歩いて帰れる距離に住めば安心なのですが、その分家賃が高くなりますので何事もデメリットが付きまとうのが現実なのです。
東京移住に向いている人
東京移住に向いている人は、結論から言うと次の三人です。
- 常に新しいことが好きな人
- 東京でしか存在しない仕事に就きたい人
- お金に余裕があり、お金で解決することに抵抗がない人
人の交流、新しいお店、新しい商品など、常に最新のものに触れたいような人には東京は楽しい街です。今はマッチングアプリがありますので気軽い新しい人脈も広げることが可能ですし、SNSで新しいお店や商品の情報も手に入れられるので、自分好みの場所に行くことも容易です。
また東京でしか存在しない仕事に就きたい人は行くしかありません。厳密に東京しかない仕事というのは世の中には存在しないのかもしれませんが、東京にいくことでその仕事に就ける確率が上がるということは大いにあります。
最後に、お金に余裕があってお金で物事を解決することに抵抗が無い人は東京が合っているでしょう。
たとえば外出していて休憩したいと思い立ち喫茶店を探しますが、大衆店は人でごった返しているとしましょう。そんなときでも何だかんだ言っても高単価の喫茶店は人がそれほど多くなかったりするものです。そのときに高単価のお店を選ぶことに対して抵抗がないのであれば、東京は良い街です。
東京はあらゆるサービスが低単価~高単価まで勢ぞろいしていますので、お金があればいろんな選択肢の中から自分に合ったものを選ぶことができます。選択肢の多さもまた、東京の素晴らしいポイントです。
まとめ
以上、東京移住について詳しく書きました。当記事で東京が魅力的に感じた人は、素敵な東京生活を送ってください!