移住マインド

義実家を頼るために移住するのはあり?

義実家を頼るために移住するのはあり?

移住計画 育児
スミオ
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この記事では、子育てのために義実家を頼るかどうかを悩んでいる方に向けて回答します。

こんにちは、スミオです。
当サイトでは、これから移住について本格的に検討していきたい人向けに、漠然とした悩みから移住完了までの道のりをご案内しています。

当ブログではお問い合わせフォームやTwitterのDMからいただいたご質問に対して回答する機会を設けています。

前回はこのようなご質問にお答えしました。

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本日もTwitterのDMでいただいたご質問に対しスミオの見解を述べていきたいと思います。ご相談者様のご了承のもと公開しておりますのでご安心ください。

この記事を読むことであなたは移住の失敗の一つを回避することができるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。

質問をいただきました

移住計画 雪国

TwitterのDMで果南さんからスミオあてに質問をいただきました。ご了承を得ましたので以下掲載します。

<質問>

スミオ様

はじめまして、突然のDM失礼します。移住ブログを読んでスミオ様にお話を聞きたくてご連絡しました。

いま妊娠9か月でもうあと2か月後に出産を控えています。子供が生まれることへの楽しみや幸せを感じる一方、ちゃんと子育てが出来るか不安です。旦那の仕事は激務なので出産後も子育ての協力が得られないと思います。

その不安を旦那に伝えたら、大分にある旦那の実家に移り住み義両親のサポートを受けたら?という旦那からの提案がありました。

いま私たちは埼玉に住んでいますのでそれを受け入れるとなると大掛かりな話になってきます。義両親は歓迎してくれているみたいですが、子育ては楽になっても、今度は義両親との関係で悩んでしまわないか不安です。ちなみに私の実家は事情があって疎遠になっています。頼れません。

もし大分に移住した場合、旦那は会社を変えず大分の拠点に異動願いを出すか、もしくは大分県内の企業に転職すると言っています。

何がなんだか、どうしたら良いのかわかりません。悩みすぎておなかの子どもに影響が出るのもこわいです。なにかアドバイスをいただけないでしょうか。

果南さん、ご質問ありがとうございます。子育てに伴う移住が正しいのかどうか、ということですね。

ご出産前ということもあって色々なことにご不安を抱えていらっしゃると思います。これからの生活が初めてのことだらけで先が見えず、一人で抱え込んでいらっしゃるのだと拝察しました。

まずは各要素を書き出して整理してみましょう。

  • 埼玉に居続けた場合、おそらくワンオペ育児になるから不安
  • 旦那さんの実家の大分県に移住する案が浮上
  • 大分に移住した場合、義両親と仲良くやれるか不安
  • 果南さんのご両親は頼れない
  • 異動または転職で旦那さんの仕事は継続(収入は途切れない)

これらの要素を整理した場合、次の一文に集約されます。
<子育てや人間関係の不安を移住によって解決できるかどうか>

これが果たして可能なのか、スミオの見解を述べていきます。

移住の大原則とは

移住計画 雪国

結論から申し上げますと、果南さんが抱える不安を大分移住で解決するのは難しいです。それは何故かというと、そもそも移住は次の原則で考えるべき話だからです。

  • その土地に魅力を感じたとき
  • その土地で暮らしていくライフスタイルに魅力を感じたとき

土地に魅力を感じたときと聞くと分かりにくいかもしれませんので、ざっくりとした例でいくと次の通りです。

<土地の魅力>

  • 寒いのが好きだから北海道・東北
  • 暑いのが好きだから沖縄・九州
  • 富士山が好きだから静岡
  • 古都が好きだから京都 など

<ライフスタイルの魅力>

  • 電車移動がしたいから都会・地方都市
  • 車移動がしたいから田舎・地方都市
  • 新鮮な魚を食べたいから海近辺
  • 野菜を自家栽培したいから農地も借りられる郊外 など

果南さん自身が大分県の土地柄もしくは暮らし方に魅力を感じているならば、その移住はうまくいく可能性を秘めています。なぜなら大分での暮らしに前向きになれるからです。

でも果南さんが抱えている不安の一つは人間関係です。土地や暮らし方の魅力では、人間関係の不安を払拭することはできません。土地や暮らし方というのは、ある種の固定要素であるのに対して、人間関係は変動要素と言うことができます。

人というのは自分も相手もつねに同じではありません。良くも悪くも日々刻々と変化していきます。変わりゆく要素を軸とした移住は人生そのものを不安定にさせる危険があるのでおすすめしていません。

果南さんが大分県の義両親にお会いしたとき、もちろん義両親のお人柄も大事ですが、果南さん自身が大分県に対してどのような印象を受けましたでしょうか。果南さんが大分県に対して「ここでの暮らしもあり!」と思えるなら、すてきな移住生活を送れましょう。

ワンオペ育児をどうするか

移住計画 雪国

そもそものご不安の原点はワンオペ育児が上手くやれるかどうか、という点です。これを解消できるかどうかが大事になります。

結論から申し上げますと、ワンオペ育児は極力避けてください。果南さんが心身ともに擦り減らせてしまいます。もちろん育児は頑張ってやるにせよ、ワンオペでいいかどうかというは別問題です。

ワンオペを避けるために出来ることは、まず旦那さんとよく話し合ってください。旦那さんは激務とのことですが、出産を機に仕事をセーブしてもらうことが必要です。果南さん一人ではなく夫婦で育児に取り組む姿勢を作れるかが大切です。育休を取得できるかどうかも併せて確認してください。

とはいえ、日中は旦那さんがお仕事にいき、果南さんが一人でお子さんを見なきゃいけない場面があると思います。そのときは大分県の義両親が埼玉に滞在して助けを借りられるか相談しましょう。

またベビーシッターの活用も一案です。日本ではベビーシッターを利用する文化が根付いていないため、「子育ては母親が全部やるべきだ!」というような間違った風潮が未だに存在しています。そんなことはありませんのでご安心ください。積極的に使えるものは使いましょう。

例えば「ベアーズ」ではベビーシッターをはじめ、家事代行や料理代行、お掃除代行など、果南さんをサポートするサービスが整っています。お住いの埼玉県もサービス対象エリアに含まれていますので、何かあっても「誰かの助けを借りられる」ということを覚えておいてください。その「誰か」のなかにはスミオも含まれていることもお忘れなく。

まとめ

以上、果南さんからのご質問にお答えしました。遠慮なく助けを借りてくださいね。

スミオ
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当サイトではこうした移住案内情報を発信しています。素晴らしい人生をともに歩んでいきましょう!