【失敗】物件選びは細心の注意を払うべき理由
こんにちは、スミオです。
当サイトでは、これから移住について本格的に検討していきたい人向けに、漠然とした悩みから移住完了までの道のりをご案内しています。
移住するにあたっては、移住先でアパートやマンション、一軒家、古民家など、何かしらの物件を借りて生活することになります。(自己所有物件がある、もしくは購入する場合は除く)
立地や間取り、賃料等を総合的に判断して物件を決めるわけですが、実際に住んでみないと分からない大きな落とし穴があります。
本日は細心の注意を払いたい物件選びのポイントをスミオの経験とともに詳しく解説します。
この記事を読むことであなたは移住の失敗の一つを回避することができるようになりますのでぜひ最後までご覧ください。
質問をいただきました
スミオあてに質問をいただきました。ご了承を得ましたので以下掲載します。
‹質問›
スミオ氏は移住した経験のなかで一番の失敗は何でしたか。MHより
MHさん、ご質問ありがとうございます。
スミオは過去20年間で8回の移住を経験しています。満足できる移住も経験しつつ、さまざまな失敗も経験してきたので当ブログで皆さんにお伝えできるわけですが、その中でも物件選びに関する失敗は移住ライフにかなりの影響を及ぼしました。
以下、その詳細を語っていきます。
家は生活の基盤である
家は生活の基盤です。
当たり前だろー!という声が聞こえてきそうですが、大事なところなのでもう少し言葉の意味を掘り下げていきたいです。
そもそも基盤なので揺らいでしまうと生活そのものが不安定になるリスクがあるのです。
外で疲れて帰ってきて唯一休める場所が家である場合、その家も休める場所でなかったらどうなってしまうのでしょうか?
どこにも休める場所がないという恐ろしい結果になってしまいます。休める場所がなければストレスが溜まっていき、ストレスを誤魔化すために散財したり、やがて病気の原因になることも十分に考えられるのです。
今の物件が嫌なら引越せばよいのでは?と思うかもしれません。たしかにその通りで賃貸物件の最大のメリットはそこにあります。
ただし引っ越しには単身の場合でも30万円ほどの予算は確保しなければいけません。嫌ならその都度引っ越していたら余程のお金持ちでない限り家計を圧迫する材料になります。
そのため最悪の場合の手段として引っ越しがあるのであって、「嫌ならまた引っ越せばいい」という安易な考えで物件を選ぶのは失敗のもとです。ほとんどの人は予算に限りがあるためです。
ここまでが抽象的な話です。以下、具体的な話をしていきます。
物件選びの失敗のポイント
スミオの経験上、物件選びで失敗したポイントは下記が挙げられます。
- 隣人による騒音
- 車による騒音
- 交通量が多く出入りしづらい
- 日当たりの悪さ
順番に見ていきましょう。
隣人による騒音
これが物件選びの最たる失敗要因です。なぜかというと、
・隣の部屋にはどのような人が住んでいて、
・どのような生活スタイルで、
・何時に、
・どのような音を立てるのか、
という情報は事前に分からないからです。
スミオの最悪だった経験は、ギターを弾く学生さんが隣の部屋に住んでいたことです。木造アパートでアコースティックギターを遠慮なしにかき鳴らすので、あり得ないほどの音量がスミオの部屋に響くのです。
さすがに非常識だと伝えるため思い学生さんの部屋の前まで行き、インターホンを鳴らしましたが、いっこうに出る気配なし。居留守をつかわれているのです。
仕方ないので物件を仲介してくれた不動産屋さんに相談しました。しかし、隣の学生さんは「うちで仲介したわけではない」という理由で特に注意してくれることもありませんでした。
そうしているうちにスミオは不眠症に陥り、仕方なく30万円かけてまた引っ越すことになったのです。
隣にどういう人が住んでいるのか、という情報は事前に分からないにせよ、出来る限りの事前防止策を練らなければまた同じ失敗を繰り返す危険があります。
そこでスミオが考え出した結論は「学生が入居できるような安い物件は避ける」ことでした。
安い物件には安い物件にしか住めないような人が集まるため、安い物件だとモラルが低い人と遭遇する確率が上がるという仮説を立てました。偏見のように聞こえるかもしれませんが、実害を被ったスミオが出した結論なのです。
一方で家賃が高い物件は、それだけの賃料を払えるような人が集まるため、いわゆる「優秀な人」な人と遭遇する確率が上がると仮説を立てています。
実際のところケースバイケースなのでこの通りに行かないかもしれません。しかし家賃とそこに住む人の気質は相関関係があると考えています。これが8回移住したスミオの現時点での結論です。
車による騒音
国道や県道沿いの物件はやめましょう。車通りが激しく、部屋にいても車の走行音が聞こえるため騒音に悩まされます。
また排ガスが多いため洗濯物も外に干せません。
健康で文化的な生活を送りたいのならば交通量の多い通りに面した物件は控えることをおすすめします。
交通量が多く出入りしづらい
交通量が多いと自家用車が出入りしづらいという問題があります。車で通勤している人にとっては朝スムーズに道路に入りたいものです。一方で帰宅するときもスムーズに敷地内に車を入れたいです。
しかし交通量が多いとなかなか車を出し入れしづらく、タイミングを図らなければならないため時間が掛かり、ストレスになります。これが毎日つづくとなると考えものです。
自家用車で出かける人にとっては、少しでも快適に過ごすために交通量が少ない道路沿いの物件を選ぶことをおすすめします。
日当たりの悪さ
日当たりは大事です。
日当たりの悪い物件は家賃が安い傾向にあるので、物件を選ぶ前は「日中は仕事で家に居ないから日当たりは気にしない」と考え、そういった物件も候補に入れてしまいがちです。
でも人間は「太陽が昇るとともに起床し、太陽が沈むとともに就寝する」というサイクルが体に組み込まれており、日当たりの悪い物件はそのサイクルを阻害してしまう要因になります。
朝なのに起床時に部屋が暗いと、今が朝なのか深夜なのか、一瞬わからなくなります。日当たりのよい物件であればカーテンの隙間から零れる陽光で朝であることを認識できますが、日当たりの悪い物件はそれが出来なくなります。
人間が朝日を感じられることはかなり重要なので日当たりのよい物件を選びましょう。
(その他、洗濯物を外に干しても乾きにくいというところも日当たりの悪い物件のデメリットです。)
まとめ
以上、物件選びは細心の注意を払うべき理由を解説しました。移住ライフの基盤になるので家賃を最優先にせず、あらゆる角度から考え物件を選びましょう。